超音波診断

2日前より頻繁に吐いてしまう。 猫

主訴:急に吐くようになって食べてもすぐ吐いてしまう。
    食べさせないでいても何も出なくても吐くしぐさをする。
   2日前に紐を食べてしまった。 一部でてきたので自宅で切り取った。

超音波所見↓

紐状の異物を疑わせる所見と(白くやや光っている所)、
その異物周囲で腸が綴れて蛇行している画像が小腸全体で認められます。

紐は最も危険な異物の1つであり、胃の中にあるうちは内視鏡で取れますが、
小腸に到達してしまった場合は外科手術が必要になります。

レントゲンでは紐状異物は見えません。
バリウム造影が必要になり
診断がつくまで半日~丸1日ほど時間が必要になります。

超音波診断で異物による消化器症状と診断できたため、来院から1時間後には手術を実施

胃の幽門部から大腸まで紐が到達しており、小腸全域が鶏皮の串刺しのように綴られていました。

腸を3箇所切開し紐を分割して摘出、1週間後には元気に退院していきました。

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 犬 食欲不振

10日以上続く食欲不振で来院

身体検査にて腹痛を伴っていたため、超音波検査を実施


腸重責の特徴的な所見が見られます。

腸の中に腸が入っている所見が認められます。三日月形の白い部分は脂肪組織です。

高齢で経過が長いことから消化管腫瘍も疑いましたが、そのような所見は認めませんでした。

高齢で持病も抱えていましたが、

内科療法で治る可能性は低いこと。(悪化させる可能性もある)

腫瘍ではなく、腸重積の可能性が高いことから、
手術により完治する可能性が高いことを説明しました。

オーナーは麻酔・手術にとても敏感になっていたため一時帰宅、
今後の治療方針について家族と相談してもらいましたが、翌日手術を了承。

重積部分の切除と腸管吻合を実施。

食欲が戻るまで1週間以上かかりましたが、無事退院しました。

術後3ヶ月経ちますが、再発もなく元気に暮らしています。

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